アガペーミニストリー(ホームレス支援活動) Agape Ministry (Homeless Support)

「わたしの兄弟であるこの最も小さい者の一人にしたのは、わたしにしてくれたことなのである。」
(マタイによる福音書25:40)

 

毎月第2土曜日は、カレーライスの炊き出しデー

 

私たちの教会では、毎月第2土曜日に、「アガペーミニストリー」と名付けられたホームレス支援活動を行っています。この日は、午前10時に教会のキッチンに集合し、奉仕者が輪になって手をつないで、「喜んで奉仕することができますように。ホームレスの方々を元気づけることができますように」と神様にお祈りをしてから、活動をスタートします。

 

水戸駅近辺のホームレスの方々約30名と奉仕者約20名のカレーライスを作ります。研ぐお米は4升。少しでも多くの栄養をとっていただくために、大量の人参、ジャガイモ、玉ねぎ、ピーマンを切るところから始まります。

 

 

プレゼントの袋詰め

 

カレー作りがひと段落する11時ごろ、別室に移動して、プレゼントの袋詰めスタートです。中身は、クリスチャン新聞、味噌、塩、醤油味のカップラーメンを各1個ずつ、サバの味噌煮の缶詰、オロナイン、季節によってはホッカイロや蚊取り線香などが入ります。

 

 

お昼の12時から、食事・交流のひと時

 

午前11時半には、ホームレスの方々が教会に集まって来られます。教会堂の2階で、元気の出るメッセージや、ギターの弾き語りや、いっしょに元気の出る歌を歌ったりしながら、カレーライスを食べて、交流のひと時を持ちます。

 

 

1995年のクリスマスに小さく始まった働き

 

この奉仕活動は、1995年のクリスマスに、一水戸教会員が古着とお菓子を小分けにして、公園のブルーシートの家や橋の下や廃車の中でクラス人々にプレゼントしたことからスタートしました。

 

2006年ごろに、教会の有志の方々がサポートに加わりました。毎月第2土曜日に、10人ほどの方々のために、水戸駅南口に手作りのおにぎりと豚汁、古着を運んで奉仕しました。人数が倍に増え、雨が降ったある日、重い荷物を駅にまで運ぶのでなく、県立図書館の脇の広場に集まってもらい、昼食分としてカレーライスを出すことにしました。

 

2008年8月からは毎月、奉仕活動をした翌日の日曜日の礼拝後に、ホームレス支援活動のための献金を礼拝の出席者から募るようにしました。現在も、経費は献金で支えられています。

 

カトリック水戸教会福祉部の方々も奉仕に

 

2009年3月からは、カトリック水戸教会福祉部の方々が奉仕に参加して下さるようになりました。今日まで変わることのない信頼関係を築き、素晴らしい仲間としてこの活動を支えてくださっています。

 

6月に「ホームレス支援活動」の名称を「アガペーミニストリー」に変更しました。

 

7月からは、活動の場所を図書館わきの公園から教会駐車場に変更しました。11月からは衛生上念のために、おにぎりではなく折詰用のパックにご飯を詰めて、ふりかけを添えてお土産にすることにしました。35人分のパック入りのご飯はその後ずっと、カトリック教会の皆さまが作ってくださっています。

 

 

地域の方々やフードバンクの協力も

 

2010年10月に水戸市内の一級建築士の方が初めて活動に参加してくださり、ホームレスの方の住まいや生活保護の申請のために力を貸して下さるようになりました

 

2011年6月からは、お天気にかかわらず教会の2階で行うようになり、重いカレーなべや衣類、プレゼントを運ぶ必要がなくなり楽になりました。

 

2013年には水戸市内のパン屋さん「きんのすゞ」様からパンを頂くようになりました。

 

12月に初めて牛久市にあります「フードバンク茨城」に伺い玄米60キロ、レトルトのおかゆ60袋、缶詰、羊羹、お茶、海苔、コーンフレークをいただきました。それからは、月に一度、フードバンク茨城から食料をいただきお土産として配っています。6月からは、パンも頂けるようになりました。

 

この時から頂戴する食品とパンの総量が100キロほどになり、フードバンクさんから頂くようになる前には2キロほどしか配れなかったお土産が、頂くようになってからはお土産の量が一人当たり6キロほどになりました。時々、空腹で困りきった方が教会に来られますが、フードバンクさんからいただいたレトルトのご飯や缶詰・おかゆ・保存のきく食品を食べて頂き、助かっています。

 

 

神様のお導きにより出合わせて頂いた「もったいないをありがとうに」という合言葉のフードバンクさんのご支援と、毎回、20人~30人ほどの教会内外のすばらしい仲間たちの協力のもとで、水戸市内のお腹を空かせた方々の食事の支援を末永く続けてゆくことが出来れば幸いです。

 

自立への手助け、また神様の御心にかなった奉仕のあり方を祈り求め続けながら、長く続けていければと思っています。皆様もどうぞこの奉仕のためにお祈りください。

 

参考になる本の紹介 「フードバンクという挑戦」 大原悦子著 岩波書店

 

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